病気にならないようにするのは大事ですが、どんなに気を付けていてもなるときはなってしまうもの。
特に小動物の場合は、寿命が短い分病気の進行も早い傾向にあります。ただしその分、治るのも早いのです。症状が重くなる前に早期発見早期治療!
普段から気を付けるポイントをお話しします。
大事なのは「いつもの様子」を把握すること。「いつも」がわからなければ「異常」はわかりません。
いきなり汚い話ですが、うんち・おしっこの様子はよく見ていてください。うんちは当然胃腸や内臓の様子を表しています。出せば片付けますよね? その時に色、形、においを確認しておきましょう。
おしっこは尿路の異常を表します。しかしそれだけではありません。おしっこは腎臓で血液がろ過されたものです。血液の異常が反映されることもあります。うんちに比べて見づらいですが、こちらも色、におい、量などよく見ておいてください。
見えているようで見えていないのが体の表面です。なぜなら動物は厚い体毛に覆われているからです。目で見ても見切れないので手に頼りましょう。つまり……よく撫でてあげましょう。指先にイボやしこりのようなものが触れませんか? 大きくなっていませんか? 腫瘍やダニかもしれません。ベタベタ脂っぽかったり、フケっぽかったりしたら皮膚病のことがあります。触ったときにひどく痒がったり痛がったりすることもあるので反応にも要注意です。また皮膚病に限らずとも、なにがしら体調が悪い時には肌ツヤ、毛ヅヤが悪くなるものです。
足を捻ったとき、腰を痛めたとき、首を寝違えたとき、細かい動きに影響が出ませんか? 動物でも同じことが起こります。ただし、あまりに痛くて足をつけないならともかく、少しの違和感なら重心をずらして対処してしまいます。歩く姿や立ち姿のバランスが悪くないか気にしてみてください。
もちろんこちらについてもよく撫でることは大事です。普段は手先足先まで触らせてくれる子が嫌がるときは、なにか原因があるかもしれません。
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